TRADES技術職の仕事図鑑

LICENSE ROADMAP

どの資格を、
どの順番で。

技術職の資格は、下から順に積み上げるのが基本です。5つの職種の取り方を、路線図のように1枚にまとめました。黄色い駅は資格なしで乗れる「始発」、◎は職種をまたいで使える「乗り換え駅」です。

MAP 5 LINES / 5路線

資格の路線図

01施工管理詳しく →
  1. 施工管理の補助資格なし
  2. 2級 技士補一次検定・17歳以上
  3. 2級 施工管理技士一次合格後 実務3年など
  4. 1級 技士補一次検定・19歳以上
  5. 1級 施工管理技士監理技術者になれる
02建築設計詳しく →
  1. CAD・設計補助資格なし
  2. 指定科目を修めて卒業大学・専修学校等
  3. 二級建築士総合 22.6%(2025)
  4. 一級建築士 合格総合 11.4%(2025)
  5. 免許登録登録までに実務経験
03電気・消防設備詳しく →
  1. 補助作業資格なし
  2. ◎ 第二種電気工事士受験資格なし
  3. 消防設備士 乙種→甲種点検・整備→工事
  4. 第一種電気工事士合格+実務3年で免状
  5. 電験三種4科目・合格率 13.0%
04設備保全詳しく →
  1. 保全の補助必須の免許なし
  2. 機械保全 3級技能検定(国家検定)
  3. 機械保全 2級→1級実務に応じて上位へ
  4. ◎ 第二種電気工事士配線を自分で直すなら
  5. 電験三種受変電設備の選任
05自動車整備詳しく →
  1. 整備補助洗車・タイヤ交換など
  2. 三級整備士実務 or 養成施設
  3. 二級整備士三級+実務/専門学校2年
  4. 一級小型整備士上位資格

TRANSFER / 乗り換え

  • 第二種電気工事士は、電気工事の入口であり、設備保全でも配線の改造などを自分で行うときに必要な資格です。
  • 電験三種は、電気保安の仕事の中心となる資格で、受変電設備のある工場・ビルの設備保全でも強みになります。
  • 施工管理技術検定には土木・建築・電気工事・管工事・電気通信工事・造園・建設機械の7種目があり、電気工事の経験から「電気工事施工管理技士」を目指す道もあります。

DATA EXAMS / 試験データ

受験資格と合格率

合格率は、試験実施機関などが公表した受験者数と合格者数からの値です。回や年によって受験者の構成が違うので、資格どうしの難しさを単純に比べることはできません。

資格・試験受験資格合格率対象発表元
1級 施工管理技士(第一次検定)19歳以上(2024年度から学歴・実務不問)45.0%2025年度・全種目国土交通省
2級 施工管理技士(第一次検定)17歳以上49.6%2025年度・全種目国土交通省
一級建築士(総合)指定科目の卒業・二級建築士など11.4%2025年国土交通省
二級建築士(総合)指定科目の卒業など22.6%2025年建築技術教育普及センター
第二種電気工事士(学科/技能)制限なし56.6%/71.8%2025年度電気技術者試験センター
第一種電気工事士(学科/技能)免状の交付に実務経験3年以上57.4%/58.1%2025年度電気技術者試験センター
第三種電気主任技術者4科目・科目合格制(3年以内)13.0%2025年度電気技術者試験センター
消防設備士(甲種/乙種)類ごとに対象設備が違う(要件は実施機関で確認)37.3%/41.8%2026年4〜7月消防試験研究センター
二級ガソリン自動車整備士(学科)三級+実務など61.9%令和7年度第1回日本自動車整備振興会連合会

RULE LICENSED WORK / 業務独占

資格がないと、
できない仕事。

  • LOCK
    電気工事電気工事士でなければ作業できない(電気工事士法 第3条)。軽微な作業は除く。
  • LOCK
    消防用設備等の工事・整備一定の設備は消防設備士でなければ行えない(消防法 第17条の5)。
  • LOCK
    一定規模の建物の設計・工事監理一級・二級・木造建築士でなければ行えない(建築士法)。
  • LOCK
    主任技術者・監理技術者施工管理技士などの資格か、所定の実務経験が必要(建設業法)。

OPEN / 資格なしで入れる入口

施工管理の書類・写真管理、設計のCAD補助、電気工事の材料運搬、整備工場の洗車・タイヤ交換、保全の補助。技術職の多くは、資格のいらない仕事から始めて、働きながら資格を取ることができます。

学び直しの費用は、教育訓練給付の対象講座や、公共職業訓練(ハロートレーニング)を使える場合があります。対象かどうかは講座ごと・地域ごとに違うので、ハローワークで確認してください。

見学やお試し勤務の日でも、資格が要る作業を資格のない人がすることはできません。現場は、見学・同行・補助の範囲で体験します。

SOURCES / 出典

  1. 令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります(国土交通省, 2023年)
  2. 技術検定 令和7年度受検者数・合格者数(国土交通省, 2025年度)
  3. 一級建築士試験 受験資格(2020年3月1日施行の建築士法改正後)(建築技術教育普及センター, 2020年施行)
  4. 令和7年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者を決定(報道発表)(国土交通省, 2025年12月)
  5. 二級建築士試験 試験結果(建築技術教育普及センター, 2025年)
  6. 第一種・第二種電気工事士試験の試験結果と推移(電気技術者試験センター, 2025年度)
  7. 第三種電気主任技術者試験の試験結果と推移(電気技術者試験センター, 2025年度)
  8. 消防設備士 試験実施状況(令和8年4月〜7月)(消防試験研究センター, 2026年)
  9. 電気工事士法 第3条(e-Gov法令検索)(デジタル庁(e-Gov), 現行版)
  10. 令和7年度「技能検定」の実施状況(厚生労働省, 2026年8月)
  11. 自動車整備士になるには(日本自動車整備振興会連合会, 2026年9月閲覧)
  12. 令和7年度第1回 自動車整備技能登録試験 試験結果(日本自動車整備振興会連合会, 2025年)

FIRST STATION

始発駅は、現場にある。

資格を取らせてくれる職場かどうかは、見学で確かめられます。クーラなら履歴書・面接なしで見学・お試し勤務に申し込めます。

近くの職場を見学する→